公認認証ソリューション(VestCert)脆弱性への注意およびアップデートの推奨

脆弱なソフトウェアおよび概要 VestCert は Web サイト利用時に使用される公認認証書プログラムで、韓国国内の YETTIE ソフト社が製造した Non-ActiveX モジュールである。このプログラムは、スタートアッププログラムに登録されており、プロセスが終了しても YETTIE ソフトのサービス(Gozi)によって再実行される特徴がある。一度インストールされると、プロセスに常駐するため、脆弱性攻撃にさらされることがある。そのため、プログラムを最新バージョンにアップデートする必要がある。 脆弱性の説明…

MDS のポップアップウィンドウを利用したアンチサンドボックス(anti-sandbox)回避機能

AhnLab Security Emergency response Center(ASEC)では、サンドボックスを回避するための様々なアンチサンドボックス(anti-sandbox)技法についてモニタリングしている。このブログでは、不正な IcedID Word ドキュメントのボタンフォームを悪用した少々執拗なアンチサンドボックス(anti-sandbox)技法について説明し、不正な振る舞いの発現による当社 MDS 回避機能を紹介する。今回説明する不正な IcedID Word ドキュメント(convert.dot)は、ボタンフォームを悪用したアンチサンドボックス(anti-sandbox)技法が存在し、不正な振る舞いを発現させるためには2段階におよぶユーザーの行動を要求する。[図1]は IceID…

ASEC マルウェア週間統計 ( 20230313~20230319 )

ASEC 分析チームでは、ASEC 自動解析システム RAPIT を活用し、既知のマルウェアに対する分類および対応を進めている。本記事では、2023年3月13日(月)から3月19日(日)までの一週間で収集されたマルウェアの統計を整理する。 大分類の上ではインフォスティーラーが43.8%と1位を占めており、その次にバックドアが34.5%、続けてダウンローダーが18.7%、ランサムウェアが1.7%、バンキングマルウェアが0.9%、コインマイナーが0.4%の順に集計された。 Top 1 –  Redline RedLine マルウェアは23.4%で1位を記録した。RedLine…

ASEC 週間フィッシングメールの脅威トレンド (20230305 ~ 20230311)

AhnLab Security Emergency response Center(ASEC)では、ASEC 自動解析システム(RAPIT)とハニーポットを活用してフィッシングメールの脅威をモニタリングしている。本記事では、2023年03月05日から03月11日までの一週間で確認されたフィッシングメール攻撃の拡散事例と、これらをタイプ別に分類した統計情報を紹介する。一般的にはフィッシング攻撃者が社会工学技法を利用し、主にメールを利用して機関、企業、個人などに偽装したり、これらを詐称することで、ユーザーにログインアカウント(クレデンシャル)情報を流出させる攻撃のことを指す。また、フィッシングは広い意味で、攻撃者が各対象を相手にする情報流出、マルウェア配布、オンライン詐欺行為などの攻撃を可能にする不正な手口(technical subterfuge)を意味する。本記事では、フィッシングは主にメールで配布される攻撃というところにフォーカスをあてている。そして、フィッシングメールをベースに行われる様々な攻撃方式を詳細にカテゴライズする。そしてまだ発見されていなかった新たなタイプや注意すべきメールをキーワードとともに紹介し、ユーザーの被害の最小化に努める。本記事で扱うフィッシングメールは添付ファイルのあるメールのみとする。添付ファイルがなく、不正なリンクのみが本文に含まれているメールは本記事では扱わない。 フィッシングメールの脅威タイプ 一週間のフィッシングメールの添付ファイルのうち、偽のページ(FakePage, 84%)が圧倒的な数を占めていた。偽のページは攻撃者がログインページ、広告ページの画面構成、ロゴ、フォントをそのまま模倣したページで、ユーザーに自分のアカウントとパスワードを入力するように誘導し、入力された情報は攻撃者の C2 サーバーに転送されたり、偽のサイトへのログインを誘導したりする。以下<偽のページ…

ASEC マルウェア週間統計 ( 20230306~20230312 )

ASEC(AhnLab Security Emergency response Center)では、ASEC 自動解析システム RAPIT を活用し、既知のマルウェアに対する分類および対応を進めている。本記事では、2023年3月06日(月)から3月12日(日)までの一週間で収集されたマルウェアの統計を整理する。 大分類の上ではインフォスティーラーが52.6%と1位を占めており、その次にバックドアが27.6%、続けてダウンローダーが15.7%、ランサムウェアが3.0%、コインマイナーが0.7%、バンキングマルウェアが0.4%の順に集計された。 Top 1 –…