また Kimsuky? 今度は水産食材の購入依頼書を装う

水産食材の購入について検討してほしいという依頼書が届く。ファイルを開くと正常な HWP 文書が表示されるが、ユーザーが内容を確認している間にバックグラウンドでは悪意のあるスクリプトが実行され、さらにタスクスケジューラにも登録される。その後、システム情報を外部へ流出させ、追加のコマンドをダウンロードして実行し痕跡まで削除する。正常な業務文書を装って攻撃を隠蔽する Kimsuky と関連する悪性 LNK ファイルの手口について見ていく。   水産食材の購入依頼書を装った悪性 LNK アンラボは最近、韓国国内のユーザーを対象に水産食材の購入依頼書を装った悪性 LNK…

実際の事例から見る圧縮プログラムの脆弱性

1. 概要   圧縮ファイルは、長年にわたりマルウェアの拡散に利用されてきた。攻撃者は実行ファイルやスクリプトを ZIP、RAR、7Z などの圧縮形式にパッケージ化し、メールの添付ファイルや Web サイトからのダウンロードという形で配布する。 近年では、悪性ファイルを圧縮するだけでなく、圧縮プログラム自体の動作方式を悪用し、OS のセキュリティ機能を回避したり、ユーザーが意図していない場所にファイルを生成させたりする事例も報告されている。 多くのユーザーは、圧縮ファイルの解凍を単純なファイル管理作業として認識している。しかし実際には、圧縮プログラムはインターネットからダウンロードされたファイルのセキュリティ情報を処理し、圧縮ファイル内部のパスを検証し最終的なファイルの生成場所を決定するなど、OS のセキュリティメカニズムと密接に連携している。…

韓国のユーザーを標的とした Radmin と UltraVNC をインストールする攻撃事例

AhnLab SEcurity intelligence Center (ASEC) は最近、Radmin および UltraVNC を悪用した攻撃事例を確認した。最初の侵入経路は確認されていないが、攻撃者はリモート制御ツールである Radmin をインストールした後、UltraVNC をインストールしていた。攻撃者はこれらのリモート制御ツールを悪用して感染システムの制御を奪取し、Netch、CCProxy…

ワーム型マルウェアを悪用した Linux SSH サーバー向けコインマイナー拡散事例

AhnLab Security intelligence Center (ASEC) では、複数のハニーポットを活用し、適切に管理されていない Linux サーバーを標的とした攻撃を継続的に監視している。最近では、ワーム機能を持つマルウェアを利用して、XMRig コインマイナーをインストールする事例を確認した。 今回の攻撃では、ShellBot マルウェアだけでなく、MIG LogCleaner…

送金確認書を装ったフィッシングメールに注意

最近、AhnLab Security intelligence Center (ASEC) は、送金確認書を装ったフィッシングメールの拡散事例を確認した。このメールは、韓国の特定企業の社員になりすまし、受信者に添付された支払い関連の送金確認書を装った悪意ある XLS ファイルを確認するよう誘導する。 ユーザーが添付された XLS ファイルをダウンロードして開くと、[図1] のように正常な送金確認書の内容が表示される。これは、ユーザーの警戒心を下げるためのおとり文書…

プロジェクト提案書を装ったフィッシングメールに注意

最近、AhnLab Security intelligence Center  (ASEC) は、プロジェクト提案書を装ったフィッシングメールが拡散されていることを確認した。このメールは、「できるだけ早く提案書と確定した納期スケジュールを提出してほしい」という内容を装い、添付された圧縮ファイルをダウンロードするよう誘導する。   [図1] フィッシングメール本文   ユーザーが添付された圧縮ファイルをダウンロードして展開すると、[図2] のように提案書を装った…