マルウェアの情報

対北朝鮮に関する本文内容の External リンクを利用した不正な Word ドキュメント

AhnLab ASEC 分析チームでは、様々な形式のドキュメント型マルウェアについて紹介してきた。その中で、対北朝鮮に関する本文内容の不正なドキュメントは主に HWP (アレアハングル)形式で製作されており、過去の ASEC ブログでもその内容を確認できる。今回紹介する内容は、対北朝鮮に関する本文内容が記載された不正な DOC(Word)ドキュメントであり、ASEC 分析チームがこれまでに確保した当該ドキュメントの一部を公開する。 電子メールによって配布されたものと推定される当該ドキュメントは、以下のような本文内容を含んでおり、ドキュメント内部の XML に記述されたコードに「外部…

注意!マグニバー(Magniber)ランサムウェア CVE-2021-26411 の脆弱性により韓国国内で拡散中

マグニバー(Magniber)ランサムウェアの攻撃者は、V3 の診断を回避するために進化を続けてきた。AhnLab ASEC ブログを講読してきた読者であれば、AhnLab とマグニバーランサムウェア製作者の間で繰り広げられている、追いつ追われつの長い歴史についてはよくご存知だろう。 マグニバーの配布者は、AhnLab の創立記念日(3/15)による休日を狙い、これまで使用してきた脆弱性(CVE-2020-0968)の代わりに、CVE-2021-26411脆弱性へと緊急変更した。AhnLab ASEC 分析チームは、このような検知回避の試みを素早く認知するための自動対応および収集システムを構築、運営しており、当該システムを通じて今回 CVE-2021-26411脆弱性スクリプトに変更されたことをすぐ捕捉することができた。この脆弱性は3月9日に Microsoft からセキュリティパッチが配布されたため、Internet…

知らないうちにインストールされてしまう BeamWinHTTP マルウェア!

AhnLab ASEC 分析チームが毎週公開している週間マルウェア統計でも確認できるように、ここ数週間でダウンローダー型のマルウェアである BeamWinHTTP が頻発に発生している。 過去の ASEC 週間マルウェアの統計によると、BeamWinHTTP マルウェアは Top 3に分類されるほど、たくさん出回っている。また、実行するたびに異なるマルウェアをダウンロードしているため、特に注意が必要である。 BeamWinHTTP…

「2021年 国防部業務報告修正」文書に偽装したマルウェアの拡散

1月24日、AhnLab ASEC では「2021年 国防部業務報告修正」という文書に見せかけてマルウェアが共に配布されている状況を確認した。このマルウェアの拡張子は以下のように *.pif で作成されて配布されているが、実際のファイルは EXE 拡張子のような実行可能なファイルである。ファイルを開くと以下の [図1] のように、現在国防部のホームページで提供されている正常な PDF ドキュメントの内容と同じファイルがユーザーに表示される。しかし、正常な…