「輸出用インゴットの売買契約書」に偽装した不正な Word ドキュメント

ASEC 分析チームは「輸出用インゴット売買契約書」に偽装した不正な Word ドキュメントを確認し、これについて紹介する。配布されたこのドキュメントの原本は文書タイトルおよび本文内容からして過去に作成されたものと見られ、これを編集して最近配布したものと思われる。 文書タイトル:1MT 거래조건-20140428 .doc (翻訳:1MT 取引条件-20140428 .doc) 文書情報:前回印刷日 – 2014年4月20日前回保存日時 – 2021年8月14日 このドキュメントは文書の保護が設定された状態で存在し、内部の不正なマクロが実行されると、保護を解除した後、攻撃者が挿入しておいた画像を削除して本文内容が表示されるようにする。…

ソフトウェア Crack のダウンロードに偽装した CryptBot マルウェアのアウトラインにおける変化

商用ソフトウェアのダウンロードに偽装して配布される CryptBot 等のマルウェアにおいて大小の変形が製作され、活発に拡散している。ASEC 分析チームでは、過去の記事においてマルウェア内部の BAT スクリプトの変形プロセスについて言及したことがある。この記事では、外形的な変化について共有していく。CryptBot マルウェアは従来の 7z SFX アウトラインから MS IExpress…

拡散し続けているパワーポイント形式の不正な添付ファイル

今年4月、以下の記事を通して PPT ファイルを媒体にして配布されるマルウェアについて紹介した。ASEC 分析チームはパワーポイント形式の PPAM ファイルを利用した不正な振る舞いが最近でも続いていることを確認したため、これについて周知する。 https://asec.ahnlab.com/ko/21964/(韓国語のみ) 4月に紹介した内容はパワーポイントに含まれるマクロが実行されると mshta.exe を利用して不正なスクリプトが挿入された blogspot の…

JS ファイルで拡散する BlueCrab ランサムウェア、配布を中止?

JS ファイル形式で拡散する BlueCrab(Sodinokibi、REvil)ランサムウェアが2021.07.13から配布が中断している。これまでに一定の期間配布を中断した後、変形を作って配布していた履歴が多数存在するが、このように長期間配布を中断した事例はなかった。 BlueCrab ランサムウェアはファイルのダウンロードに偽装したフォーラムページを通じて配布され、JS ファイルをダウンロードして実行時に C2 を通してダウンロードされるスクリプトが実行され、ランサムウェアに感染するという構造である。 韓国国内のユーザーをターゲットとし、当社アンチウイルス製品を狙って変形が作られ続けてきたため、重点的なモニタリング対象であった。そこで ASEC 分析チームでは自動化されたモニタリングシステムを構築し、変形が発生した場合に迅速に対応しており、このブログでもこれに関連した様々な情報を多数掲載している。 新たに変形して拡散している…

ASEC マルウェア週間統計 ( 20210809~20210815 )

ASEC 分析チームでは、ASEC 自動解析システム RAPIT を活用し、既知のマルウェアに対する分類および対応を進めている。ここでは、2021年8月9日(月)から2021年8月15日(日)までに収集された1週間の統計を整理する。 大分類の上ではインフォスティーラーが66.6%と1位を占めており、その次に RAT(Remote Administration Tool)マルウェアが21.3%、ダウンローダーとCoin Miner が5.3%、ランサムウェアが1.4%、バンキングマルウェアが0.2%と集計された。 Top…

ソフトウェアのダウンロードに偽装し、様々な種類のマルウェアを配布

ASEC 分析チームでは、これまでに多数のブログ投稿を通じて、商用ソフトウェアである Crack、Serial 等のキーワードで検索すると表示される不正なサイトから配布される CryptBot マルウェアについて取り上げ、ユーザーの注意を呼び掛けてきた。 https://asec.ahnlab.com/jp/23691/ https://asec.ahnlab.com/jp/26039/ これらの不正なサイトから配布されるマルウェアは CryptBot が大半を占めているが、場合によっては他のマルウェアが配布されることもある。このブログでは、同じタイプのマルウェアの配布のうち CryptBot…

ASEC マルウェア週間統計 ( 20210802~20210808 )

ASEC 分析チームでは、ASEC 自動解析システム RAPIT を活用し、主要マルウェアに対する分類および対応を進めている。ここでは、2021年8月2日(月)から2021年8月8日(日)までに収集された1週間の統計を整理する。 大分類の上ではインフォスティーラーが53.7%と1位を占めており、その次に RAT(Remote Administration Tool)マルウェアが22.4%、ダウンローダーが11.3%、コインマイナー(CoinMiner)が7.6%、ランサムウェアが4.3%、Ddosが0.6%の順に集計された。 Top 1 – RedLine…