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Lazarus グループが使用したアンチフォレンジック技法

約1年前から Lazarus 攻撃グループのマルウェアが韓国国内の防衛産業、人工衛星、ソフトウェア、マスコミなどの多数の業者から発見されており、AhnLab ASEC 分析チームは Lazarus 攻撃グループの活動および関連 TTP’s を継続的に追跡している。 本記事では最近の事例のうち、Lazarus グループが侵害したシステムから確認されたアンチフォレンジックの痕跡とその内容について公開する。 概要…

違法なゲームプログラムに偽装して拡散している ChromeLoader

昨年からマルウェアの配布に ISO や VHD のようなディスク画像ファイルを利用する事例が増加し続けており、ASEC ブログでも何度もこれを紹介してきた。今回は VHD ファイルを利用した ChromeLoader の配布状況を捕捉し、これについて紹介する。このタイプの VHD ファイルは、主に任天堂と…

脆弱な Innorix を悪用したマルウェアの配布 : Andariel

ASEC(AhnLab Security Emergengy response Center)分析チームは脆弱なバージョンの Innorix Agent ユーザーをターゲットにマルウェアが配布されている状況を確認した。確保されたマルウェアはバックドアであり、C&C サーバーへの接続を試みる。 [図1] 韓国インターネット振興院の脆弱性セキュリティアップデート通知[1] 配布に悪用された…

ASEC マルウェア週間統計 ( 20230213~20230219 )

ASEC(AhnLab Security Emergency response Center)では、ASEC 自動解析システム RAPIT を活用し、既知のマルウェアに対する分類および対応を進めている。本記事では、2023年2月13日(月)から2月19日(日)までの一週間で収集されたマルウェアの統計を整理する。 大分類の上ではバックドアが50.8%と1位を占めており、その次にダウンローダーが41.0%、続いてインフォスティラーが7.3%、ランサムウェアが0.8%、コインマイナーが0.2%の順に集計された。 Top 1 –…

北朝鮮ランサムウェア、米韓合同サイバーセキュリティ勧告関連の AhnLab の対応状況

2月10日に米韓情報機関が北朝鮮発のランサムウェア攻撃に関連したセキュリティ勧告文書を発表した。大韓民国国家情報院と、アメリカ国家安全保障局(NSA)、連邦捜査局(FBI)、サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)、保健福祉省(HHS)がともに北朝鮮発のサイバー攻撃についての実態を公表した。これは、ランサムウェアから米韓の両国を保護するための初めての合同レポートである。 題名:ランサムウェア攻撃を通した北朝鮮の金銭窃取手法 セキュリティ勧告文書: 大韓民国国家サイバーセキュリティセンター (NCSC)  今すぐ見る アメリカサイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)  今すぐ見る 米韓両国は、アメリカの医療、公衆衛生分野およびその他主要インフラ分野の担当機関を攻撃した Maui と H0lyGh0st ランサムウェアが北朝鮮発のランサムウェアであると判断し、これと関連して TTP(Tactics、Techniques,…

Discord Nitro コード生成ツールに偽装して拡散中の PYbot DDos マルウェア

攻撃者がマルウェアを拡散する方式のうち、代表的なものにクラックのような違法ソフトウェアに偽装したサイトを利用する方法がある。攻撃者がマルウェアを有料ソフトウェアのクラックやシリアル生成ツールのようなプログラムに偽装してアップロードすると、ユーザーはこのような違法ソフトウェアをインストールし、このプロセスでマルウェアに感染させる方式である。 ASEC 分析チームでは、ソフトウェアクラックやシリアル生成ツールのような違法ソフトウェアを通して拡散しているマルウェアについてモニタリングしている。このような方式で拡散するマルウェアには、Vidar、CryptBot、RedLine のようなインフォスティラータイプが多い。ASEC 分析チームは最近、PYbot DDoS マルウェアがソフトウェアとともに配布されていることを確認した。 攻撃者がおとりとして使用したプログラムは Nitro Generator というトークン生成ツールである。Nitro は…