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イーサリアムクラシックコインを採掘するコインマイナー攻撃の事例

ASEC 分析チームは、韓国国内外を対象に拡散しているコインマイナーマルウェアをモニタリングしており、過去に多くのブログを通して様々なタイプのコインマイナーを通して、マルウェアの攻撃事例を紹介したことがある。最近ではイーサリアムクラシックコインをマイニングするマルウェアが確認されており、本記事で紹介する。 0. 概要 コインマイナーマルウェアはユーザーに認知されることなくインストールされ、システムのサポートを利用して仮想通貨を採掘するマルウェアとして、感染システムの性能低下を誘発する。コインマイナーを配布する攻撃者はこのような行為自体が不法であるため、追跡を妨害するために主にモネロ(Monero)のような匿名性を持っているコインをマイニングする傾向がある。そのため、実際の攻撃で確認されるコインマイナーマルウェアは、モネロコインマイナーツールである XMRig がその多くを占めている。 もちろんモネロ程ではないが、様々なコインを採掘するマイナーが攻撃に使用されることもある。代表的なものにはイーサリアムコインがあるが、イーサリアムはビットコインに続いて2番目に時価総額が大きい仮想通貨である。代表的な仮想通貨であるため、様々な採掘ツールが存在するが、lolMiner 以外にも Gminer、NbMiner、Trex、PhoenixMiner などがイーサリアムコインのマイニングをサポートしている。 参考に2022年9月にイーサリアムは…

ASEC マルウェア週間統計 ( 20230116~20230122 )

ASEC 分析チームでは、ASEC 自動解析システム RAPIT を活用し、既知のマルウェアに対する分類および対応を進めている。本記事では、2023年1月16日(月)から01月22日(日)までの一週間で収集されたマルウェアの統計を整理する。 大分類の上ではインフォスティーラーが43.0%と1位を占めており、その次にダウンローダーが30.6%、続いてバックドアが19.9%、ランサムウェアが3.8%、コインマイナーが2.4%、最後にバンキングマルウェアが0.3%の順に集計された。 Top 1 – BeamWinHTTP 20.3%で1位を占めた BeamWinHTTP…

Microsoft OneNote を通して配布されるマルウェア分析レポート

本記事は最近 Microsoft OneNote を活用して活発に配布されているマルウェアについての分析レポートである。 ASEC 分析チームは、昨年11月から急速に増加している OneNote マルウェアの配布動向について確認し、ファイルを実際に実行したときの画面をベースに製作度の精巧さによって分類した。すなわち「1) 簡単なブロック画像で不正なオブジェクトを隠すタイプ」と「2) より精巧に製作された不正な OneNote タイプ」に分類したが、例示サンプルについての画像は以下の通りである。…

ASEC マルウェア週間統計 ( 20230109~20230115 )

大分類の上ではダウンローダーが38.4%と1位を占めており、その次にインフォスティラーが37.0%、続いてバックドアが18.2%、ランサムウェアが4.0%、コインマイナーが1.5%の順に集計された。 ASEC 分析チームでは、ASEC 自動解析システム RAPIT を活用し、既知のマルウェアに対する分類および対応を進めている。本記事では、2023年1月09日(月)から01月15日(日)までの一週間で収集されたマルウェアの統計を整理する。 Top 1 – SmokeLoader Smokeloader はインフォスティーラー…

原稿委託書に偽装したマルウェア(安保分野従事者が対象)

ASEC 分析チームは、1月8日に安保分野の従事者を対象に原稿委託書に偽装したドキュメントタイプのマルウェアを配布した状況を確認した。確保されたマルウェアは Word ドキュメント内 External を通して追加の不正なマクロを実行する。このような技法はテンプレートインジェクション(Template Injection)技法と呼ばれ、以前のブログで似たような事例を紹介したことがある。 https://asec.ahnlab.com/jp/21467/ Word ドキュメントを実行すると、攻撃者の C&C サーバーから追加の不正な…