対北朝鮮に関する質問書タイトルのアレアハングルドキュメント(HWP)の拡散

最近、AhnLab ASEC 分析チームは 対北朝鮮に関する内容を含んでいる不正な WORD ファイルの拡散について共有した。そして今日、対北朝鮮に関する質問書内容のマルウェアがアレアハングルドキュメント(HWP)形式で配布されている状況を捕捉した。 捕捉した内容を確認すると、韓国国内の放送局が2020年12月15日、北朝鮮関連の討論アンケートで使用した文書が、マルウェアの製作者によって修正されたものと推定される。この不正なアレアハングル形式のファイルは、過去にも共有した手法の「リンクオブジェクト」が含まれているが、オブジェクトを挿入したパスの情報(C:\Users\Snow\AppData\Local\Temp)を通じて、Snow という名前のコンピュータ名を持つシステムにおいて当該ドキュメントが製作されたものと推定される。 文書タイトル:질의서-12월15일.hwp (翻訳:質問書-12月15日.hwp)  文書内容 上記…

謝金依頼書に偽造した不正な Word(External 接続 + VBA マクロ)

ドキュメント型マルウェアが流行中といっても過言ではないほど様々な形式の不正なドキュメント(HWP、WORD、EXCEL、PDF 等)が出回っており、AhnLab ASEC 分析チームもこれまでに多数の関連内容を提供してきた。そして、今回も新たな形式の不正な Word ドキュメントが確認されたため、これについて紹介する。 「謝金支給依頼書」に偽造した不正な Word 形式で、従来のものとやや異なる点は、不正な External 接続と VBA…

見積りや発注書のメールに注意

2021年の開始とともに、各企業が事業を本格的に開始した中で、事業に関連する内容に偽装した不正な電子メールが相次いで発見されており、注意を求めている。発見された攻撃は「見積依頼」、「発注書」などの業務に関する内容に偽装したメールに不正なファイルを添付する方式であり、添付ファイルを開くとアカウント情報を要求するフィッシングサイトへ接続、または情報を奪取するマルウェアに感染する。 AhnLab ASEC は、今年1~2月の間に「見積依頼」、「発注書」などに偽装した電子メールで、ユーザーの情報奪取を試みる事例を多数発見した。電子メールの本文には比較的に自然な韓国語で「添付ファイルを確認してください。」という内容が記載され、ユーザーの添付ファイル実行を誘導していた。また、攻撃者は疑いを避けるため本文に特定の職員を詐称し、メールの署名を作成することもあった。以下は、発見された攻撃事例2件の内容をまとめたものである。 1.見積依頼に偽装した不正なメール まず、今年の1月には「견적의뢰 건(翻訳:見積依頼の件)」という件名の不正な電子メールが発見された。本文には「発注書を送付いたしますので、ご参考の上製品の納期をお願いします。」という内容が書かれていた。攻撃者は、このメールに「Purchase order.html」および「Request for PO.html」という2つの不正な HTML ファイルを添付した。…

「2021年 国防部業務報告修正」文書に偽装したマルウェアの拡散

1月24日、AhnLab ASEC では「2021年 国防部業務報告修正」という文書に見せかけてマルウェアが共に配布されている状況を確認した。このマルウェアの拡張子は以下のように *.pif で作成されて配布されているが、実際のファイルは EXE 拡張子のような実行可能なファイルである。ファイルを開くと以下の [図1] のように、現在国防部のホームページで提供されている正常な PDF ドキュメントの内容と同じファイルがユーザーに表示される。しかし、正常な…