マルウェアの情報

素早く変化している Magniber ランサムウェア

Magniber ランサムウェアは最近、素早く変化している。拡張子の変更からインジェクション、UAC 回避の手法まで、最近 Magniber ランサムウェアはアンチウイルスの検知を回避するために素早い変形を見せている。過去に把握されてきた解析内容を通じて、ここ数か月間の Magniber ランサムウェアの変化を当記事にて整理した。 [表1]は Magniber ランサムウェアの日付別配布ファイルの主な特徴である。4か月間にわたり msi、cpl、jse、js、wsf の5種類の拡張子で配布され、直近の9月には4回(cpl…

Lazarus グループによる DLL Side-Loading 手法の利用 (mi.dll)

ASEC 分析チームは、Lazarus 攻撃グループを追跡している最中、攻撃者が初期侵入段階で次の攻撃段階の達成のために正常なアプリケーションを利用した DLL Side-Loading 攻撃手法(T1574.002)を使用している状況を捕捉した。 DLL Side-Loading 攻撃手法は、正常なアプリケーションと不正な DLL を同じフォルダーパスに保存し、アプリケーションが実行されるときに不正な DLL…

Word ドキュメントを通じて拡散する LockBit 3.0 ランサムウェア

ASEC 分析チームは入社志望に偽装したメールで拡散している NSIS 形式の LockBit 3.0 ランサムウェアが Word ドキュメント形式でも拡散していることを確認した。正確な配布経路は確認されていないが、配布ファイル名に「イム・ギュミン.docx」、「ジョン・チェリン.docx」等の、人名を使用していることからして、以前と同じくエントリーシートを装って配布されたものと推定される。 確認された Word ドキュメント内部の…