マルウェアの情報

個人を盗聴する RedEyes グループ (APT37)

1. 概要 RedEyes(APT37、ScarCruft、Reaper としても知られる)グループは国から支援を受ける APT 組織であり、主に脱北者、人権運動家、大学教授等の個人をターゲットに攻撃を実行する。彼らの任務は、特定人物の日常を監視することだと知られている。ASEC (AhnLab Security Emergency response Center)は2023年5月、RedEyes グループが…

.NET インストーラーに偽装した RecordBreaker 情報窃取マルウェア

クラックに偽装して拡散しているマルウェアが進化している。 過去では単純にマルウェアの実行ファイル自体を配布していたのに対し、圧縮ファイル内部に正常なファイルを含むようになり、最近では正常なインストーラーをダウンロード後に実行するサンプルが登場した。 一般的なユーザー環境でマルウェアを実行した場合、攻撃者のサーバーから暗号化されたマルウェアファイルをダウンロード後に実行するが、このマルウェアは情報窃取機能を持つ RecordBreaker Stealer (Raccoon Stealer V2)である。 しかし、仮想環境ではマルウェアではなく、MS 公式ホームページから .NET のアップデートインストーラーをダウンロードして実行したあと、終了する。従来の…

セキュリティアップデートのインストーラーに偽装したマルウェアの配布に注意

AhnLab では、国家サイバー安保センター(NCSC)合同解析協議体と共に、最近特定の政府による支援を受けているハッキンググループの攻撃活動を捕捉した。 発見されたマルウェアはセキュリティアップデートのインストーラーに偽装しており、以下のように Inno Setup ソフトウェアを使用して制作されていた。 [図1] Security Upgrade に偽装したインストーラー Inno Setup…

特定のホームページ制作業者が制作した韓国国内多数のホームページにおいて確認された被害

AhnLab Security Emergency response Center (ASEC)では、韓国国内のホームページ制作業者が制作したホームページをターゲットに攻撃を行い、マルウェアの配布にこれを利用している状況を確認した。特定のホームページ制作業者とは、製造、貿易、電気、電子、教育、建設、医療、旅行等の幅広い分野の会社を対象にホームページを制作している業者である。 侵害されたホームページはマルウェアの配布に利用され、Web シェルによって窃取した情報を転送する等の機能を実行する。この攻撃方式の一番最初の配布は ASEC ブログを通じて掲載した内容の通り、電子メールの添付ファイルで行われたことが確認されている。感染したシステムのタスクスケジューラーに登録されることで、持続的に侵害が行われる。 [図1] タスクスケジューラー登録スクリプト…

エントリーシートに偽装したマルウェアが拡散中

AhnLab Security Emergency response Center (ASEC)では、エントリーシートに偽装したマルウェアの配布が続いていることを確認した。このマルウェアには当社製品名のプロセス(V3Lite.exe)を始めとして、様々なアンチウイルスプロセスが存在するかどうかを確認する機能が存在し、韓国国内の求人・求職サイトで類似した不正な URL を通じて配布されている。確認されたダウンロード URL は以下の通りである。 hxxps://manage.albamon[.]info/download/20230201good001/%EC<省略>_%EC%9E%85%EC%82%AC%EC%A7%80%EC%9B%90%EC%84%9C.hwp.scr hxxps://manage.albamon[.]live/23_05_15_05/%EC%<省略>_%EC%9E%85%EC%82%AC%EC%A7%80%EC%9B%90%EC%84%9C.hwp.scr…